バイクの売却を検討している際「少しでもバイクを高く売りたい」「査定額を上げる方法はあるのか」と考えている方もいるのではないでしょうか。
バイクの査定額は車両の状態だけで決まるものではありません。市場での需要など、さまざまな要素を総合的に評価して決まります。このようなポイントを事前に把握しておくことで、納得できる価格で売却できる可能性が高まるでしょう。
本記事では、バイクの査定額を左右するポイントをはじめ、高く売るためのコツや売却に適したタイミング、査定時の注意点、売却時に必要な書類について分かりやすく解説します。
バイクの査定額を左右する主なポイント

バイクの査定額は、さまざまな項目を総合的に評価して査定額が決まります。査定の仕組みを理解するためにも、まずは査定額を左右する主なポイントを確認していきましょう。
車種や人気、相場
バイクの査定額は、車種や人気、中古車市場での相場によって大きく左右されます。例えば、新生活やツーリングシーズンを迎える時期は購入希望者が増えやすく、市場全体の需要が高まる傾向にあります。しかしながらその時期は手放す方も多くなるので実際には査定額が上がることはあまりありません。もっと言えば春先に限らず査定額の季節要因はほぼないと言って良く、多くの場合、相場が上がるのも下がるのも需給バランスが偶然少し買い手市場になるか売り手市場になるかという差によるものでしかなく、それは誰にも予測がつきません。
時期的な話でいえば、実際には売ろうと思ったら少しでも早く売却するのが一番高く売れる確率が高いという事になります。なぜなら、日々新たなバイクが生産されており、あなたがお持ちの車両そのものは日々少しづつ相対的に古い存在になっていきますし、年をまたげば年式も1年古くなるからです。2年落ちのバイク同士で秋と春であれば春の方が高い可能性が高いかもしれません。でも2年落ちの秋に春を待てば3年落ちの春を迎えます。それであれば2年落ちの秋に売った方が高い可能性が高いということです。
また人気車種かどうかは買取価格が高いかどうかに影響しますが、人気車種であっても流通台数(特にグーバイク等の掲載台数)が多い車両はそれほど高くなりませんし、人気があって流通台数が少ない車両は査定額が高くなる傾向があります。また流通台数が少なくても人気がない車両は査定額が低くなりますし、人気がなくて流通台数が多い車両はさらに査定額が低くなります。
人気があって流通台数が少ない車両は仕入れてから売れるまでの時間が短いため販売店の利幅が小さくても積極的に仕入れようとするからです。逆に不人気で流通台数が多い車両は売れるまでの期間も長くなりますし、値下げをしないと売れなくなるリスクもあるため、末端の販売価格よりもかなり低い価格すなわち大きな利幅がなければ仕入れようとしません。
グーバイクなどの掲載価格があまり変わらなくても査定額が高いモデルと低いモデルがあるのはそういった理由です。
同様に、希少モデルは中古の店頭小売価格は高い場合が多いですが、価格が高い車両はなかなか売れずに在庫スペースを使う期間が長くなりバイク1台に使う地代家賃が高くなるため、また値下げや値引きをしないと売れない可能性も高いため、経済的な合理性から考えて当たり前に店頭小売価格より大幅に低い査定金額になる傾向があります。
このあたりを理解しておくと店頭小売価格に対するご自身のバイクの査定額がどのようなものになるか少し想像しやすいのかもしれません。
年式や走行距離
年式や走行距離は、査定額を左右する代表的な評価項目の一つです。一般的には、年式が新しく走行距離が少ないバイクほど、高く評価されやすい傾向にあります。
また、生産が終了している絶版車や旧車などについては、年式が古くても「この年式なのにこんなにきれい」という評価を受けると思いがけず高い査定額になる場合もありますし、逆に高年式で走行距離が少なくても、「その割に状態が悪い」という評価を受けると思いが寝ず低い査定額になる場合もあります。
このあたりは購入するユーザーの気持ちに立つと理解しやすいかもしれません。
さらに絶版車は純正パーツの供給が終了している場合が多いため、保有台数が少ない車両の修理やメンテナンスをするのは大変です。そのため再販するのが大変でそれが買取価格が期待より低くなる要因になることもあります。同じような年式の旧車でもカワサキのZ1などは色んな業者がカスタムパーツやリプレイスパーツを生産していたり、ネットオークションにも中古パーツの出品が多かったりする傾向があるので、購入する段階でそのような車種を選ぶことも手放すときに高く売れる要素になります。
査定では、日頃のメンテナンス状況や保管状態なども含めて総合的に評価されます。年式や走行距離はあくまでも目安であり、車両全体のコンディションを踏まえて査定額が判断されると考えておきましょう。
車体やエンジンの状態
車体やエンジンのコンディションも、査定額に大きく影響するポイントです。査定では見た目だけではなく、安全に走行できる状態かどうかも確認されます。
例えば、エンジンが正常に始動するか、異音やオイル漏れがないかといった機能面が確認されます。また外装の傷や凹み、フレームの歪み、サビなども評価項目の一つです。
特にエンジンの状態は、再販前の整備が重整備になることが多いため、査定額へ反映される度合いが大きい傾向にあります。このように査定では、機能面も含めて車両全体が評価されます。
修復歴や事故歴の有無
修復歴や事故歴があるバイクは、再販価値や安全性への影響を考慮して査定されるため、査定額に影響する場合があります。
特にフレームなどの骨格部分に修復歴がある車両は、安全性や再販時の評価に関わることから、査定が慎重に行われるケースもあるでしょう。
修復歴や事故歴がある場合は、査定時にその旨を正しく申告することが大切です。正確な情報を伝えることで、スムーズな査定につながります。
バイクを高く売るためのコツ

バイクを少しでも高く売却するためには、査定前に準備を整えたり、査定時にアピールポイントを伝えたりすることも大切です。ここでは、良い評価につながる可能性があるポイントをいくつか紹介します。
スペアキー・マスターキーをそろえておく
査定を依頼する際は、メインキーだけではなく、スペアキーやマスターキーも併せて準備しましょう。
特にイモビライザー搭載車では、マスターキー(赤キー)の有無が査定額へ影響するケースがあります。不足している場合は、再作成費用などを考慮して査定額が下がることも考えられるでしょう。付属品がそろっていると車両の価値が評価されやすくなるため、査定前に確認しておくと安心です。
バイクのアピールポイントを伝える
査定時には、車両を見ただけでは分からない情報も積極的に伝えることが大切です。日頃の管理状況を共有することで、車両の状態をより評価してもらいやすくなります。
例えば、定期的にメンテナンスを行っていたことや屋内で保管していたこと、人気のカスタムパーツを装着していることなどは、アピールポイントになる場合があります。
査定士が確認できる情報には限りがあるため、車両の状態や保管状況について気になる点があれば、査定時に伝えましょう。結果としてプラスの評価につながる可能性があります。
バイクを査定に出す際の注意点
バイクを高く売るためには、査定前の準備だけではなく、査定時に注意したいポイントを押さえておくことも重要です。適切に対応することで、査定額への影響を抑えたり、売却後のトラブルを防いだりしやすくなります。
ここでは、査定前に確認しておきたい注意点を確認していきましょう。
傷や凹みを無理に修理しない
傷や凹みがある場合でも、自分で無理に修理せず、そのまま査定に出すことをおすすめします。自己判断で補修すると、かえって状態が悪化し、査定に影響する場合があるためです。
例えば、市販の補修用品を使って修理すると、色味や仕上がりに違和感が生じることがあります。また不自然な補修跡が残ることで、正確な状態を判断しにくくなるケースもあるでしょう。
傷や凹みが気になる場合でも、査定前に無理な補修は行わず、現状のまま査定士に確認してもらうことが大切です。専門的な視点で車両全体を評価してもらうことで、適切な査定につながりやすくなるでしょう。
事故歴や不具合は正しく伝える
先述したように、事故歴や現在の不具合がある場合は、査定時に正確に伝えることが重要です。車両の状態を共有することで、査定をスムーズに進めやすくなります。
また気になる点を事前に伝えておくことは、査定士との認識のずれを防ぎ、売却後のトラブルを避けることにもつながります。安心して取引を進めるためにも、車両の状態を誠実に伝えるようにしましょう。
バイクを売却する際に必要な書類
バイクの売却手続きを希望するタイミングで進めるためには、必要書類を事前に準備しておくことが大切です。
売却時には複数の書類が必要になるため、あらかじめ確認しておくことで査定後の手続きを進めやすくなります。納得できる査定額が提示された際にスムーズに手続きを進められるよう、どのようなものを準備しておくべきか、詳しく確認していきましょう。
標識交付証明書・軽自動車届出済証・車検証
バイクを売却する際は、排気量に応じた登録書類が必要です。
これらは所有者や登録情報を確認するための重要な書類です。売却前には紛失していないかを確認し、不足している場合は早めに準備を進めることが大切です。事前に確認しておくことで、売却手続きをスムーズに進めやすくなるでしょう。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書も、バイクを売却する際に必要となる書類の一つです。
251cc以上のバイクについては、買取時に車検証と一緒に提出する必要があります。
250cc以下のバイクについては買取会社に提出する必要はなく、自賠責保険が残っている場合は解約して損害保険会社から解約返戻金を受け取ることができます。
身分証明書・印鑑
売買契約や名義変更の手続きを行うためには、本人確認書類と印鑑も必要です。査定当日に慌てないよう、事前に準備しておきましょう。
本人確認書類は、運転免許証やパスポートなどの写真付き身分証明書を用意します。また印鑑は認印でよく、シャチハタでも問題ありません。
必要書類がそろっていると、売却時の手続きを円滑に進めやすくなります。
バイクランドでは、全国無料の出張査定を行っております。廃車手続きや名義変更、ローン残債の手続きも代行しているため、初めてバイクを売却する方でも安心してご利用いただけるでしょう。できるだけ手間をかけずに売却したい方や、現在の買取価格を知りたい方は、まずは無料査定をご利用ください。
